【レビュー】第1回職人現場検証レポート【捜査1課編】

2016年10月8日(土)に開催いたしました「伊万里・有田焼オープンファクトリー 第1回職人現場検証」を各コースに分けてレポートしてまいります。今回は【捜査1課 有田焼ができるまでの流れを追え!!】編です!

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まず初めに全課合同で泉山磁石場へ ─

まず向かったのは全3課合同捜査の地、泉山磁石場。1616年にこの地で磁器の原料となる陶石が見つかった有田焼の始まりの場所。今回は有田町にもご協力いただき(ナント普段は地元の人も入れない!!)立入禁止場所に特別に潜入させてもらいました。

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削り取られ露わになった山肌、大きく口を開けた洞窟、家ほどもあろうかという巨大な岩を前に捜査員一同も圧倒された様子。雨に濡れしっとりと静まりかえった泉山はとても神秘的で、得も言われぬパワーを感じます。
泉山磁石場の全3課合同捜査の後はそれぞれの課に分かれての捜査へ向かいます。

1課第2現場は「田島商店」 ─

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採掘された陶石から陶土を作る現場です。陶石を砕くスタンパー、濾過装置、陶土をプレート状や円柱状に加工する機械など多種多様な機械を捜査。その音や漂うにおい、空気感にリアルな現場を体感。社長の田島さんはとても熱い方で、捜査員たちへの言葉の端々に職人としての誇りがうかがえました。

第3現場は「緒方製型」 ─

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焼き物の形、生地を作るための石膏型を製造している現場です。商品としてサイズや形にバラつきが出ないように必要な型。有田焼は焼くときに収縮したり、渕などが自重で落ち込んだりします。そのため、あらかじめそれを計算して形を作っています。熟練の職人さんは長年の経験と勘で調整をし制作します。

ここで捜査員一同が一旦集合し昼食 ─

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「腹が減っては捜査ができぬ」ということで捜査の合間に全3課捜査員が昼食をとるために一旦集合。有田陶磁の里プラザ内にある創ギャラリーおおたさんへ。料理が出てくるまでの間には、捜査員全員が自己紹介と参加経緯を発表する場面も。九州の駅弁グランプリでも優勝した「有田焼カレー」は、有田焼の器にカレーが盛られていて食事の後にはその器を持ち帰ることができます。味はもちろんのこと、お土産ももらえて捜査員のみなさんも大満足。至福のひと時も束の間、午後の捜査へ出発。

第4現場は「陶都肥前ものづくり協同組合」 ─

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本来は個々で営業している「陶土屋さん」「型屋さん」「生地屋」さんの共同体です。ここでは型を使って、やきものの生地を生産している現場を捜査。今回は2通りの生地製造を検証しました。実はとても難しい作業をいとも簡単に慣れた手つきで生地を作っていく熟練の職人技。20代の若い職人さんもいて産地に掛ける強い思いも捜査員へお話しいただきました。

第5現場は「福泉窯」 ─

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いよいよ有田焼の加飾が施される現場です。福泉窯さんは主に染付のブルーを得意とされる窯元。職人さんが生地にスラスラと美しい唐草模様を描いていく姿からは熟練の技が感じられます。
一通りの捜査を終えた後、実際に絵付けを体験。捜査員には実際にやってみることでその難しさを体感してもらいました。

第6現場は「株式会社キハラ」 ─

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有田焼を日本国内や世界に届ける卸商社です。様々な工程、職人の手を経てできあがった器がどのようにして流通していくのか捜査。産地の出口ともいえる商社では、窯元から集荷してきた器をテーブルが傷付かないように高台と呼ばれる底の部分を研磨したり、お客様の手に渡る前に製品の厳しい最終チェックを細部まで行います。ここでは2つのお皿を並べて捜査員がどちらが正品かを当てる検証。一見地味な作業ですが、世界に誇る有田焼の品質管理の一端を担っているとても大事な仕事です。

 
捜査1課では有田焼が陶石から器の形になりお客様の手に渡るまでを順を追って捜査。捜査員の皆さんには実際に職人さんたちに触れ、技術の高さや苦労されてること、職人としての誇りなどの話を聞いていただきました。有田焼に携わる人々との出会いで、有田焼がより身近になっていただければ幸いです。
1課捜査員の皆様おつかれさまでした!
 
捜査2課編はコチラ
 

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